こぎん刺しキット8

◆スキルアップキット8
 キット1〜7までとは少し違った視点で伝統模様の魅力を楽しめるのが、本日ご紹介するキット8です。同じ図案なの?と不思議になる配色の面白さを存分にお楽しみいただきたいキットです。材料はお馴染み、津軽工房社さんこぎんドゥエル(麻布)に手仕事ファンさんの手染めこぎん糸です。
 キット9はその派生デザインで難易度が上がります。そしてスキルアップキット第一章、締めのキット10は集大成、そんなふうに8〜10が続いていきます。

 
◆難易度やポイント

 難易度は2です。配色で遊ぶことがテーマなので、図案は至ってシンプルで、包装紙をリボンで結ぶようなデザインにしました。「包装紙のデザインを色をつける(糸色を選ぶ)ことで完成させ、お好みの色のリボンで結ぶ」、そんなストーリー設定で図案構成を進めていきました。塗り絵みたいですね。
 図案はモドコ(基礎模様)が1つと、リボン部分の流れ模様が1つ、合わせて2つ(種類)です。リボンを上にかけたような、層を感じるデザインになっているので、リボンの下になる部分は少し頭を使いますが、眠くならずに楽しいと思います。
 ぜひみなさんも色をつけて、ご自身のラッピングを完成させてくださいね。また、フレームを変えても面白いと思います!

 

◆材料紹介
津軽工房社こぎんドゥエル(麻布)
 模様が縦長で織り糸が引き締まった、糊付けがしっかりしたこぎん布です。何度も登場しているので、キット1から順番に楽しんでこられた方にとっては、刺し慣れてきた頃かと思います。
 ドゥエルは張りのある布ですので、目数をカウントする際、針で織り糸を弾きながら数えることができるのも特徴だと感じています。目に頼らず、ビーン、ビーンと針の先で触れながら刺してみてもいいかもしれませんね。

手仕事ファン手染めこぎん糸
 こぎんドゥエルとの相性が良く針の進みがスムーズになるところ、色数の多さ、カジュアルで優しい雰囲気になるところ、ぜひ今回のキットでぜひお楽しみください。

 

経験できること(=こぎん刺しを楽しむ引き出し)
⚪︎色を使った表現力を育てる
⚪︎連続模様を楽しむ
⚪︎1つのモドコ(基礎模様)を隣り合わせるだけて印象が変わることを知る
⚪︎モドコの有能さを知り、面白がる
⚪︎手仕事ファン手染めこぎん布の特徴を知る
⚪︎津軽工房社こぎんドゥエルの特徴を知る
⚪︎アイロンをかけて作品が整うことを知る
⚪︎(ぜひ感じた経験を追加してみてください)

 

◆こぎん刺しキット8 販売先リンク
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 引き続き楽しいこぎん時間をお楽しみください。

Satonobou