こぎん刺しキット金魚ねぶた
◆こぎん刺しキット金魚ねぶた
販売中の金魚ねぶたキット、布のロット変更に伴い、新色をご用意しました。図案は変更ありません。
材料は、こぎん布、こぎん糸ともにkoginbankさんです。また、フレームに関して、これまではオリムパスのおしゃれフープのみでしたが、クロバーの刺しゅう枠もお選びいただけるようになりました。サイズも雰囲気も異なりますので、好みに合った方でお楽しみください。
難易度は2。図案は変わりませんが、糸が手仕事ファンさんからkoginbankさんに変わりますので、刺し心地が変わります。引き続きこぎんのリズムをお楽しみください。
◆材料紹介
koginbankオリジナルこぎん布(綿布)
刺し心地はこれまでと変わらずしなやかで刺しやすい布です。生産ロット変更に伴い、きなりの色味が変わりました。旧ロットはホイップクリーム(ほぼ白)、新ロットは生クリーム(うっすらと黄味がかった白)といった印象です。
koginbankさんの布、実はオリムパスのこぎん糸をバラけさせないすごい布なんです。(オリムパスのこぎん糸は必要本数を引き抜くスタイルのため、封入状態を維持したい場合はコツが必要な糸だと感じています)刺している感覚としては、糸に合わせて織り糸が柔軟にトンネルのサイズを絞ったり広げたりする感じです。面白いので材料が手元にある方はぜひ刺してみてくださいね。
koginbankこぎん糸
木綿8番糸の4本合わせのこぎん糸で、しっかりとしていて存在感があり、高さが出ます。こだわりがいっぱいで、完成までのストーリーも興味深いこぎん糸です。koginbankさんのWEBマガジンで一度糸の奥深さを堪能してみることをお勧めします。
こぎん針に通す時は撚りが解けるかもしれませんが、かなり撚りの強い糸で、かつ、糸にストレスを与えづらいkoginbankさんの布にかかれば、糸が綺麗なまま刺し終えられると思います。
また、織り糸の動きづらいコングレスとの相性がとても良いです。koginbank布×オリムパスこぎん糸との組み合わせとは違う相性の良さで、コングレスが断固としてその布目トンネルの大きさ変えず、そこを芯のあるkoginbankこぎん糸が堂々と通過していく感じです。こちらも、材料がある方はぜひお試しください。材料同士の出会いって本当に面白いなといつもワクワク楽しんでいます。
⚪︎青森の夏の風物詩をこぎん刺しで楽しむ
⚪︎koginbankオリジナルこぎん布の特徴を知る
⚪︎koginbankさんこぎん糸の特徴を知る
⚪︎(楽しまれた後に追加してみてくださいね)
◆制作秘話
koginbankさんのこぎん糸は全色持っているのですが、4本合わせのこぎん糸をうまく使えるのか、全く自信がなく刺して来なかったためキットにも登場していませんでした。ところが、想像していたよりも糸のヨリが強くてバラバラにならず、刺しやすいことを知りました。
また、こだわりの糸だけあって、「木綿8番が4本合わせ」の、糸だけでも高さがあって、糸そのものにも陰影があるという面白い雰囲気をこの度知ることとなり、これはみなさんとも面白いね!と共有したいと思い、今回koginbankさんの糸でキットを作ってみました。
(糸の高さを感じていただけますでしょうか)