Kogin Basics (英語版こぎん刺し解説)
◆Kogin Basics (英語版こぎん刺し解説書)
先日、Etsyで販売を開始したことをお知らせしました。今日は内容について案内したいと思います。
PDF第一弾は、Kogin Basics、英語版のこぎん刺しスターターキットです。
こぎん刺しの基礎模様の中でも小さく、さまざまな模様や図案に応用されている結び花を取り上げ、図案の読み方から刺し方、応用図案を通して、模様がどのように展開されていくのかを理解できる内容にしました。そして、私が日々感じるこぎん刺しのシンプルさと、シンプルだからこそ広げていける複雑さ、そして自由さをたくさんの方と共有していきたいと思っています。
解説部分は17ページあり、初めてこぎん刺しに触れる方でも迷わないように、できるだけシンプルに、一つずつ順を追って進められる構成にしています。また、6種類のデザイン図案、参考模様一覧、案内ページを含む8ページを加え、PDF全体は25ページ構成になっています。
Kogin Basicsは、決められた図案をそのまま刺すことだけを目的としたものではありません。基本となる模様の動きや展開の仕方を知り、そこから自分なりに模様を組み合わせたり、自由にデザインを広げたりするための、最初の一歩になればと思っています。

◆おすすめの材料(代用品)
こぎん刺しの材料が気軽に手に入らない地域でもこぎん刺しを楽しめるように、私自身似ていると感じる材料を試しています。今後も材料を調べて更新していく予定ですが、現時点で代用できる物をお伝えします。私はこぎん刺し以外の手芸をしないため、それぞれの材料や道具の呼び方などの理解が浅いことをご理解いただければ幸いです。
針:先の丸い針→ 編み物のとじ針、クロスステッチ針などタペストリー針
運針にはこぎん針のように長いものがおすすめですが、ひと針ずつ進める場合は短いものが使いやすいと感じています。それぞれ使用する布の目の大きさに合わせると刺しやすそうです。先日アメリカにあるダイソーで、編み物用のとじ針を購入して試してみましたが、長さ以外は違いを感じることなくこぎん刺しを楽しめました。材料のハードルが下がるとぐんとこぎん刺しが身近になりますね!

糸:刺繍用の糸、さしこ糸、コットンのレース糸
針と同様に、布目の大きさに合わせて太さを選ぶのがいいかもしれませんが、これは完全2このみですが、個人的には刺繍糸でもよりは甘くない、バラバラにならないもので、選ぶ刺繍糸自体で太さを調整するのが好きです。ふっくらと仕上がる見た目の好みと、糸がまとまっている方が刺している時に気が散らないからです。下にあるのは、左から刺繍糸、刺し子糸、レース糸、刺繍糸、こぎん糸、太さやメーカーは異なりますが全て綿の糸です。

布:18~20ctくらいの、柔らかすぎないリネンやコットン
刺し心地や目の見やすさでのおすすめはドイツのツバイガルトのリネンです。20カウントあたりが初心者におすすめで、25カウントになると細かいですが、細めのクロスステッチ針を使うとスムーズです。もしも布が柔らかすぎる場合は、洗濯糊などで少し固めると刺しやすいです。

◆制作背景
日本で制作したスターターキットはたくさんの方に手にとっていただきました。当初同じものを英語にすればいいかとも考えたのですが、アメリカでのイベントやSNSでいただいた質問を考慮した時に、文化背景や材料の視点をもう一歩引いて制作するのが良いと考え、完全に新しいものを制作しました。また、使用言語が英語で、かつさまざまな文化圏の方々から問い合わせをいただいていたので、現在の私ができる最も広い視野での解説書になるように、日本で制作したものよりも情報を整えました。今後活動の幅を広げ、質問をいただく機会が増えましたら、何年後かにでも改訂版を作れたらと考えています。
日本語のスターターキットは、日本前提で材料の話なども一歩踏み込んでいますので、日本語でスターターキットをご希望の場合にはそちらが最適かなと考えています。
◆ショップ、取扱店
・Etsy こちら
・koginbank こちら
・Tue こちら
・minne こちら
▶️材料研究ブログ
▶️Instagram(動画などでこぎん刺しのシンプルさ、面白さをお伝えしています)
Satonobou