こぎんブックカバー
◆ブックカバーの馴染み具合
昨年秋より、キットとして、そしてkoginbankさんのクラファンのリターンとして、ブックカバー作りに励んできました。先日ついに作品が完成し、koginbankさんへの発送が完了しました。制作にあたって、最終仕立てのヒントにするべく、試作品の一つを使って様子を見てきました。自宅で仕事をしており、毎日通勤時間で読書をするといった使い方ではないため、馴染んでいくペースとしてはゆっくりだと思いますが、月に数日を3ヶ月間使った様子です。
(整理整頓のされていないバッグの中で時を経たブックカバーです)
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0580/6315/9491/files/6F41731A-084A-4E8D-8B17-AA880EE445B5_600x600.jpg?v=1674637749)
(サイズ調整側の折り曲げ部分の膨らみが落ち着き、馴染みました。)
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0580/6315/9491/files/8540848E-8E39-4EF6-985E-ECB120258EEC_600x600.jpg?v=1674637779)
(表は糸が潰れてきました。布と一体になってきた感じです。)
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0580/6315/9491/files/16026388-F4C6-4F8A-826B-9CA8B527FAED_600x600.jpg?v=1674637792)
(裏布と表布が共生し始めた様に感じられます。)
◆持ち主の手に馴染んでいく
ダイナミックに物を管理するタイプの夫にも相談し、ブックカバーはしっかりとした作りにしました。こぎん布も裏布も接着芯をはり、へこたれる時期になんとか持ち堪える様なイメージです。
使っているうちに、手のささくれが引っかかって糸が出てきたり、本の角が裏布に穴を開けたりするかもしれませんが、その状態にも時の経過や、本との時間、持ち主の人生を感じていただけたら、とても有難いです。
Satonobou