アメリカ暮らし1

◆さとの坊のアメリカ暮らしその1
 本日はこぎん刺しから少し離れて、9月末から暮らしているアメリカでの生活について触れていきたいと思います。今回が初めてのアメリカ入国かつ人生で来ると思っていなかったため、知識がほぼありません。即席の検索情報を交えながら感覚をお伝えします。

(Amazon本社の広場で開催されていたイベントに参加してきました)

◆ワシントン州キング郡
 現在の住まいはシアトル、この後はもう少し郊外に引っ越す予定です。googleで「ワシントン州キング郡」と調べてみるとエリアがわかるのですが、太平洋を挟んで、日本とワシントン州は斜めに見つめ合っているような位置関係です。飛行機(直行便)で9時間ほどと移動の疲れはほとんどありませんでした。ただし、時差がサマータイムで16時間ということもあり、家族全員時差ぼけをしました。3歳の次男は数日で順応、次に長男、1週間ほどして私たち大人も対応しました。若いっていいですね。(笑)
 シアトルの緯度は北緯47度、私の故郷(青森市浪岡)は40度、学生時代に留学したチェコ共和国のオロモウツは49度、ということで、私は北緯40度辺りと縁がある様です。ただし、学生時代を過ごした宇都宮大学がある栃木県宇都宮市は北緯36度、社会人以降を過ごした神奈川県横浜市は北緯35度でしたので、少し南下していた様ですね。この、自分と縁のある緯度確認、くだらなそうに見えて意外と面白かったので、皆さんもよかったらご自身の縁のある地域の緯度、確認してみてください。

(長男の希望でシアトルの美術館で開催中のHOKUSAI展を観てきました)

 気候は冬は日本の北国のような寒さのようですが、雪の量は年によってまちまちだそうです(アメリカ在住10年になるUberのドライバー談)。10月後半には気温が1桁(最低気温1度)の日が出てきました。7、8月の平均気温が22度ということもありエアコンのない住居が多かったそうですが、昨今は夏に気温が上がることが出てきたため、エアコン付きの住宅が増えてきたそうです。今年の夏は青森でもこれまででは考えられなかった気温を更新しましたし、気候に関しては青森と似たところがあるかもしれませんね。

(イーストサイドを代表する都市ベルビューの公園)

◆シアトル近郊で出会った日本に縁のある人たち
 シアトルではビジネス街に住まいがあり、平日に子供達と出かけるのはかなり狭い範囲なのですが、それでも日本人であることでいくつもの楽しい出会いがありました。お祖母さんが九州出身の方、大学で日本語を勉強した方(ワシントン大学で日本語を学ぶことができるそうです)、独学で日本語を勉強している方(アニメがきっかけの方が多いです)などなど。耳に入ってくる言語、目にする言語が英語になってきたからこその喜びや驚きかもしれません。
 この後引越し予定のイーストサイドには、日系企業や日系スーパー、日本語の補習校などもあり、日本人やアジア人が一気に増えます。ということで、シアトルでの1ヶ月半の暮らしはこの後改めて印象深くなっていきそうです。

◆単位の違い
 気温(摂氏と華氏)や重さ(グラムとポンド)など、生活で使用する単位が異なることに戸惑い、初めは一生懸命日本で使っていた単位に変換していました。物によってはどちらの単位も記載されています。しかしながら、一向に計算式を覚えないことに加え、感覚値が養われてくると単位変換することにあまり意味がないことに気付き、今はざっくりと暮らせる様になってきました。日本でも、自分の中では単位に意味があったというよりは、0度に対してのイメージ、1キロに対してのイメージで暮らしていたと思います。この辺の自分に根付いているものを再認識する機会はこれからも多くなりそうですので、発見を楽しんでいきたいと思います。
 本日は随分と緯度の話が長くなりましたが(笑)、この辺で。

(カレーライスは週に1度、おにぎりは毎日。おかげで鍋炊飯とアメリカのラップにも随分と慣れました。) 

 

 記事のトップ画像はシアトルの有名な建物(スペースニードル)と10月末の朝に見た満月です。

 

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