アメリカ暮らし2

◆さとの坊のアメリカ暮らしその2
 9月末、横浜市からシアトルに引越しました。それから1ヶ月半後の11月中旬、シアトルから車で20分程のところにあるベルビューという街に引越してきました。湖を挟んだところにあるのですが、街の雰囲気はガラッと変わり、ここが当面の拠点になります。

(アマゾン本社、バナナスタンドがあり、バニスタが無料でバナナをくれます)

 シアトルではアマゾン本社近くで暮らしていたのもあってか、近所で見かける年代層は20〜30代の印象が強く、高齢の方やファミリー層はあまり見かけませんでした。歩いているだけで街のエネルギーにおされるというか、前に、そして上に進んでいくぞー!みたいな気持ちになっていました。治安面で少し不安なところもありましたが、Seattle Policeのオフィスがすぐ近くにあり、常にパトロールしていたため基本的に治安は守られていました。そこで横浜出身のお母さんを持つ警察官と友達になったのもシアトルならではのように思います

(シアトルの街です。自然と都会のバランスが良いですよね)

◆Bellevue暮らし
 今回の記事の写真はベルビュー図書館の様子です。様々な樹が植えてありますが、繊細で真っ赤な紅葉は日本の秋と通じます。大きなショッピングモールや公園等も充実していて、高齢の方やファミリー層をよく見かけます。AmazonやMicrosoftのオフィスがありますが、シアトルよりも建物自体が街に溶け込んでいて、車の運転もシアトルに比べると穏やかです。ちなみに、街の名前はフランス語のBelle(美しい)vue(景色)から来ているそうです。
 図書館やショッピングモールではアジア人が多く、日本人の存在感が一気に減るからか、シアトルと違って「日本人ですか?」と声をかけられることがなくなりました。これから子供の小学校が始まると、より一層住人として踏み込んだ暮らしが始まることになります。

 図書館では、日本語の小説や漫画に加え、日本の手仕事の本や民藝についての本も置いてありました。これまで、こぎん刺しばかりに夢中で、日本の手仕事全般に関しての知識などはほとんどありませんでしたので、自分の見ているこぎん刺しの景色が広げられるよう、読書や勉強も行っていこうと思っています。

◆今後の販売について
 
さとの坊のこぎん刺しキット販売に関してお問合せをいただきましたみなさま、興味をお持ちいただきありがとうございます。来年予定している一時帰国の際にキット販売を検討しております。また、一部キットは図案のみをダウンロード形式で販売できるよう準備をしたいと思います。みなさまがこぎん刺しに興味を持ってくださることがそのまま私の活力ともなっておりますので、今後もどうぞお気軽にお声がけください。これからもよろしくお願いいたします。

 

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Satonobou