季節を楽しむこぎん刺しキット

◆季節を楽しむキット
 こぎんキットはじめにでお伝えしましたが、さとの坊のこぎん刺しキットはスキルアップキットと季節を楽しむキットの2コースがあります。本日は季節を楽しむキットの概要をご紹介します。

 

(兜飾りキット)
 
◆楽しむことが最大の目的

 季節を楽しむキットは、こぎん刺しの針を持ったことがない、そんな方も楽しめることを想定してデザインしています。こぎん刺しの伝統模様の持つこぎんのリズムを利用して、伝統模様を隣り合わせたり、少しだけ面白く繋げたりして、こぎん刺しのモドコ(基礎模様)が持つ能力を活かしてデザインしています。「初めてのこぎん刺しでしたが、最後まで完成しました!」とメッセージをいただくことが多く、いつも嬉しく思っています。
 初心者向けに、刺す順番や糸始末の方法を解説したりと、キット上でワークショップが開催されている感覚で説明書作りに取り組んでいます。ぜひ安心してお楽しみください。

(ひな祭り2023キット)

 

◆贈り物にぴったり
 
季節を楽しむこぎん刺しキット、心を込めて制作したあとは、大切な方へ贈り物にされる方が非常に多いです。思い返せば、キット第一号のひな祭りのこぎん(販売終了)も、学生時代にお世話になった方に「初節句に作ってほしい」とお願いされたことがきっかけ、まさしく贈り物でした。
 現在友人のために鯉のぼりこぎんを制作しているのですが、贈り物というだけで、糸を選ぶ時間のワクワクが増えたり、どんな反応をするかな?とウキウキしたり、制作時間の幸福度が随分と高いなぁと実感しています。
 シンプルな図案がほとんでどですので、「ここはどうなっているんだ〜??」と悩むことは少ないと思います。みなさんも機会があれば、贈り物として作るときの特別な幸福感を感じてみてくださいね。

(クリスマスやバレンタインのギフトをイメージした作品ですが、お孫さんの初めてのクリスマスの贈り物に作られたお客さまがいらっしゃいました。)

 

◆お伝えしたいこと
 
全てのキットで同様ですが、こぎん刺しアートとして、仕上がりをさとの坊自身が確認し、模様のシルエットや素材感含め、自分自身で納得したものをキットにしています
 私自身が刺したことのあるものを販売しておりますので、困った時やわからないことがあった時には安心してお知らせください。「一人でこぎん刺しをしているのでわからないことがあって。こんな時はどうしていますか?」と、メッセージをいただき、嬉しい気持ちで返信したことを今でも強く覚えています。どうぞ安心して、一緒に楽しみましょう。

(2023年7月の青森県の新聞東奥日報に掲載の金魚ねぶたキット。帰省土産や帰省できない家族への贈り物に作られる方も多い作品です。)

 

経験できること
 スキルアップ面は、こぎん刺しの伝統模様を使用したデザインですので、結果としてついてくると思います。それ以上に、こぎん刺しの模様ってこんなこともできるんだなぁ。配色次第でこんな風に変わるんだなぁ、と、こぎん刺しの入り口にある純粋さや、模様の面白さを楽しんでいただきたいと思っています。


(こぎん刺しブーケキット)

いずれはこちらのSatonobouサイトで販売予定です。引き続き楽しいこぎん時間をお楽しみください。

Satonobou