こぎん刺しキット3

◆スキルアップキット3
 そうです、キット2と同じデザインです。違いは、キット2ではコングレス(綿)、キット3では津軽工房社さんのこぎんドゥエル(麻)でお楽しみいただけます。また、一部配色は糸もキット2と異なります。詳しくは材料紹介にて。

◆難易度やポイント

 図案難易度は2、刺し心地難易度は3です。
 図案は小さな積み重ねで完成しますので、初めての方も安心してお楽しみいただけます。斜めに進む部分は模様の区切り(繰り返し位置)を意識するとぐぐんと進むと思います。

◆材料紹介
津軽工房社こぎんドゥエル(麻布)
 模様が縦長になります。織り糸に揺らぎがあり、個人的にその部分に刺しやすさを感じています。織り糸を弾くように刺し進めると、織り糸を割らずに刺していけると思います。

つきやこぎん糸
(ナチュラルフレームの作品)
 
艶があり、撚りが絶妙で質の良さを刺しながら実感する糸です。刺し誤り等で解く際も、もう一度ほぼ状態が変わらない状態で使用できます。10本合わせと8本合わせがあり、当キットでは8本合わせを使用しています。8本合わせは赤系、緑系の色が豊富で、上品なイメージにしたいときによく使用しています。購入方法が限られているため、遠方の方は試しづらいかもしれませんが、ぜひ一度使っていただきたい糸です。

手仕事ファン手染めこぎん糸
(紺と白フレームの作品)
 マットな質感でカジュアルに仕上がる印象。発色が強すぎず、多色使いを楽しむ際に糸同士が喧嘩をせず馴染みが良いです。さとの坊キットでの登場回数は最多です。個人的に相性の悪い布はないと感じるほど、どちらの布でも刺しやすく、ふっくらとしているのでこぎんドゥエルと合わせても布の隙間が空かず寂しくなりません。

 
経験できること(=こぎん刺しを楽しむ引き出し)

⚪︎大きめのモドコ(基礎模様)を単体で刺す
⚪︎同じ模様のモドコを斜めに隣合わせる
⚪︎モドコが連続する模様を斜めに刺す
⚪︎モドコの連続模様と糸流れを同単位として斜めに刺す
⚪︎2種類のモドコを組み合わせた斜めの模様を楽しむ
⚪︎色の組み合わせを楽しむ
⚪︎こぎんドゥエルの特徴を知る
⚪︎つきやこぎん糸または手仕事ファンこぎん糸の特徴を知る
⚪︎アイロンをかけて作品が整うことを知る
⚪︎部屋に飾るとついつい毎日見てしまう喜びを知る
⚪︎贈り物に作ってみようかな、自分なりの色の組み合わせを想像して楽しむ
⚪︎(ぜひ感じた経験を追加してみてください)

 

◆こぎん刺しキット3 販売先リンク
⚪︎図案と布セットはこちら
⚪︎図案と布と糸セットはこちら
⚪︎フルセットはこちら

 引き続き楽しいこぎん時間をお楽しみください。

Satonobou