アメリカ暮らし3
◆さとの坊のアメリカ暮らしその3
アメリカに来て3ヶ月が経ちました。現在の私はというと、疲れを自覚できるようになりました。シアトルで1ヶ月半、その後引っ越してきたベルビューではもうすぐ2ヶ月です。暮らしが始まってすぐは、夢か現実か定かでなく、緊張と新鮮さに加えて前向きな気持ちもあり、それなりに張りのある生活ができていました。そしてシアトルの人たちは想像していた以上にフレンドリーで、近所を歩くだけで出会いもあり充実していました。
生活に慣れてきたと感じ始めたタイミングでベルビューに引っ越し。入居後数日は家具がなかったため、夜はキャンプ用クッションで眠り、1ヶ月ほど家具をレンタルし、年末ようやく横浜から全ての荷物が到着、自宅にある家具が本当の意味で自宅の家具になりました。その間に長男の小学校も始まり、次男との2人時間が増え、、ここまで来るの、本当に長かったです。
「見て、このおもちゃ懐かしい!」「見て、ママの机懐かしい!」家具などはアメリカで揃えるか、自宅の物を送るかの選択肢があったのですが、子どもたちの希望を聞いて大正解でした。家具に刻み込まれた家族の絆が部屋中に解き放たれ、自然と柔らかな笑顔が溢れました。懐かしいって、強いです。
(図書館の樹々の葉はすっかり散りました:秋の様子)
◆生活順応は第2ステージに突入(?)
海外転居に限ったことではありませんが、新生活は始まったばかりの頃は新鮮さにワクワクと緊張感があり、その緊張が切れるあたりで疲れがどっと出てきますよね。私の場合、船便到着と息子の小学校の冬休み開始のタイミングが同じだったこともあり、早起きをしなくて良くなったり、待ちに待った荷物が届いて生活が安定してきた安心感から、12月の終わりは疲れがどどっと出て睡眠時間がとても長くなりました。
先日は初めてバスに乗って運転免許センターまで行って来たのですが、すんなりバス停で降りられなかったり、バス停からの道は道路工事で迂回が必要だったり、免許センターでの英語も全集中で頑張ったりと、それはそれは大冒険でした(こうやって文章に書くと全然冒険ではありませんが(笑))。たったそれだけのことで1日のエネルギーを使い果たし、同時に達成感も半端なかったです。子どもの頃ってきっと毎日こんな感じだったんでしょうね。
それでも、街は見慣れた景色になりましたし、英語も頑張るしかないと腹を括れるようになりましたし(日常生活で完璧を求められることはありません)、何より頼れる友人もできて、実りと前進のあった3ヶ月だったことに今気が付きました。ベルビューは治安が良くのんびりとしているので、ゆったりとした時間が過ごせそうで、これからが楽しみです。
(3ヶ月間頑張ったご褒美に、年末は家族でジャズを聴いて来ました。)
◆2024年の目標は、健康・言語・さとの坊
まだまだ生活基盤を整える時期ではありますが、健康第一で、言語習得も積極的に行い、さとの坊も動き出したいと思っています。さとの坊に関してはこぎん刺しをより一層日本の物、日本を知っている方には青森の物として伝えられると思いますので、その機会を作れたらと考えています。
何はともあれ、さとの坊は今年、より一層こぎん刺しの魅力に出会うべく、頑張っていく所存です。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
(スターバックスでの注文。SatomiをSanomiと発音しているようです。年末またテストに行ってみます。(笑))
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Satonobou