アメリカ暮らし7

◆さとの坊のアメリカ暮らしその7
 みなさまお元気ですか?あっという間に3月を迎えましたね。アメリカ暮らしブログは半年ぶりです。半年の時を経て前回のブログを読んでみると、この半年の間にもいろいろな経験をしたなと、半年前の自分の奮闘ぶりをおおらかに見守ることのできる自分がいることに気が付きました。この冬からはアメリカでの小学校生活も2週目となり、頼れる保護者の方々に恵まれ、基本的な暮らしで混乱することはグッと減りました。
 私個人としては、昨秋に続きこの冬学期もBellevue Collegeでコミュニケーションの授業を受講しています。今期はクラスメイトの英語レベルが様々、且つテーマが人権ということで、前知識そのものが希薄でなかなか苦戦中です。(興味って面白いですよね。)語学面では秋に成長を感じたはずなのに、今期再び挫折感もあり、スランプも感じ、それでも時折ささやかな成長を薄らと感じながら、自分の伸ばすべきものを突きつけられているおかげでなんとか頑張れています。
 今期のクラスは参加者の経験値の違いといった状況が偶然にもこぎんサークルと似ていて、語学以外でも先生やクラスメイトの対応から多くを学んでいます。「難易度」は人それぞれ、人によってその物差しの0の位置(現在地)が異なります。成長しながら0の位置が変わっていって、そのおかげで常に前へ前へと進むことができると思いますが、その0の位置を前に動かすには自分自身の能動的な行動が必要になると私自身、信じています。(実際には0から少しずつ前に進んでいるのでしょうが、どうも本当の0の頃のことって、成長とともに思い出すのが大変になるように思います。)自分よりも難しい(と感じる)ものに取り組まれている方を見ることで励みになる方もいれば、反対に萎縮してしまう方もいると思いますが、萎縮してしまう場合にはmindset、考え方・捉え方を整え直して励みに変換できたらいいなと考えています。これは秋学期のクラスで学んだことで、萎縮すること自体は全く自然な反応だと思いますので、その時に自分の内側に存在している、自分を押し上げる勇気を使っていけたら素晴らしいなと、そんな感じです。
 今回のサークル、12月まで、と期間を区切ったのも、終わりがあると、なんだかこう、頑張れる気がするんです。完全にやり切ったぜ!と終わる方もいれば、私みたいに、「あー、こんなふうにできたのにな。また機会があったら次はこうしてみよう!」と、小さな反省と熱い想いを持って前に進む方もいると思うので、どちらのタイプの方にも参加してよかった〜!と思える時間を過ごして欲しいと願っています。

◆サークルの現状
 気持ちが前のめりになり、2月1日、ついつい見切り発車してしまったこぎんサークル電車ですが、魅力的な乗客に恵まれ、運転手の私は安心してマスターコントローラーを握ることができています。終点は12月駅、途中いろいろな駅に停車しながらいろいろな情報を得て終点まで向かいますので、どうぞ安心してご乗車ください。私は安心して、頼もしいメンバーのみなさまを乗せて今現在も走っています。
 現在メンバーは総勢75名ほど、自己紹介を完了させているメンバーは60名程です。顔の見えない状況ながら積極的に参加くださる方、私へのメッセージやメールで参加くださる方、様子を見ている方など具合は様々ですが、興味を持っていただき、参加くださっているこの状況に心から深く感謝しています。ありがとうございます。また、日本国外から参加のメンバーにも心から感謝しています。(まさか国際的なサークルになるなんて考えてもみませんでした。)国籍、人種問わず、この機会にたくさんのこぎん仲間とこぎん刺しの魅力を共有し合っていけたらと考えています。こぎん刺しの魅力、12月を迎えるまでに、メンバーの数だけ知れたら嬉しいですね。

◆サークルの今後
 
引き続き、メンバーからの質問を共有していくとともに、今後はメンバーの制作途中の写真を投稿で共有したり(メッセージやメールでいつでも送ってください!)、初心者のメンバーを支える活動(どうしたらいいか考え中で、アイディア募集中です!)も行っていきたいと計画しています。私の受講中のクラスが3月半ばで終わるので、3月末からはサークル参加率上げていきますので、メンバーのみなさまどうか引き続きサポートをお願いします。

◆Satonobouの今後の活動について
 今年もBellevueで開催のJapan Fairに参加します。今回は7月12日、13日に開催されます。昨年の経験を活かして、今年はより多くの方にこぎん刺し作品に触れて欲しいと考えていますので、現在進行中の作品含め、頑張って触れる大きめこぎんを制作していきたいと思います。(制作過程から得られた経験はこちらのブログを通してサークルメンバーやブログを見てくださっているみなさまに還元します)。昨年、シアトル近郊のみなさんは伝統に対するリスペクトが日本での経験と比べると驚くほど大きいことを知りましたので、今回はもう一歩踏み込んで、たくさんのお客さんと話をしたいと考えています。
 その後7月末から一時帰国を予定しています。昨夏同様、期間は限られますが、キット販売を予定していますので、どうぞ楽しみにお待ちいただければと思います。新しいブックカバーキットも準備をする予定です。なお、金魚ねぶたのキットはkoginbankさんのオンラインショップでお取り扱いがございますので、ねぶたの季節が来る前にお楽しみいただけます。

◆最後に、最近の制作を通しての気付き
 相変わらず、こぎん布を持つ時間はなくともこぎん刺しのことを考えている日々ですが、最近取り組んでいる作品のおかげで、とりあえず刺してみているこぎんにかっこよさなんて求めなくていいな、と思うようになりました。もちろん、かっこいいこぎん刺し作品はたくさんありますし、かっこいいこぎん刺しは素敵で人を惹きつけると思います。でも、それとこれは別で、こぎん刺しの生々しさや、泥臭さって、頑張りすぎない、出たとこ勝負のこぎん刺しから生まれるのかも!と、明るい気付きを得ることができました。例え刺し間違っても、そこには生き生きとした人間が感じられ、辻褄合わせの連続でも、そこには垢抜けないながらも直向きな着実さが感じられ、綺麗で端正なこぎん刺しとは異なる種類の魅力があるんじゃないかな?と、そんなところです。こぎんサークルではその辺りを共感してくれるメンバーがいたら嬉しいなぁとじんわり思っています。といっても、これは完全に私のひらめきですので、正しい正しくないの話でなく、感性の問題だと思います。(笑)
 本日のブログは私の頭の整理をしただけの内容になった気もしますが、とにかくサークルを始めてよかったなと心底思っていますし、メンバーのみなさんには感謝していますし、自分の作品のかっこいいところ、かっこ悪いところ、困っているところ、こぎん刺しの好きなところ、面白い気付き、なんでも安心して共有し合って、できるだけ多くのメンバーがサークルに参加してよかった!と12月を迎えられるように、運転手として頑張ろう!と改めて決意する日にもなりました。3月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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▶️ショップ(今後、PDF図案を充実させていく予定です)
▶︎金魚ねぶたキット図案・説明書のデータ販売
(作品例に図案見本を追加しました)
・優しい顔の金魚ねぶた minne販売ページ
・勇ましい顔の金魚ねぶた minne販売ページ
▶︎金魚ねぶたキット(フルセット) koginbankさんオンラインショップ
▶️Instagram(動画などでこぎん刺しのシンプルさ、面白さをお伝えしています)
 
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