こぎんサークル2025[6]
◆こぎんサークル2025[6]2月の活動紹介その2
サークルを始めて2ヶ月が過ぎようとしています。最近のサークル内での変化をお伝えしたいと思います。
①制作過程を共有してくださる方が増えました。先陣を切って共有くださっていたメンバーのみなさまのおかげです。これからさらに増えていくことを楽しみにしています。
②図案に頼らないこぎん刺しを実践くださる方が増えました。メッセージで「なんだかごちゃごちゃしてますが」とか、「この後どうしたらいいかわかりませんがやってみます」と教えてくださって、出たとこ勝負の難しさを楽しみに変換できている感じですごく素敵なんです。一旦やってみると、伝統模様がその勝負を勝たせてくれることを実感すると思います。
③図案なしでどうやって進めるの?という気持ちを持ちながらも、「ひとまずやってみた」という方も出てきました。最初の一歩が一番大変ですから、やってみたって、物凄いことです。2歩目は安心して進めていきましょう!
④ワークショップに参加した方もいらっしゃいました。刺し手によって考え方やコツはさまざまで、目から鱗な気付きに出会うこともありますよね!私も(きっとメンバーのみなさまも!)サークル活動を通してすでにメンバーのみなさまからたくさんの気付きを与えていただいています。また、ワークショップでの気付きを教えてくださることもとても有り難いです!
◆2月の活動内容を深掘り
前回のブログでは、Instagramのメンバーアカウントで投稿した内容を共有しました。私の方で一旦コメントの内容を取りまとめているのですが、ここで全て共有するのは難しいため、ざっくりと取りまとめてみての感想をお伝えします。メンバーのみなさまは、Instagramアカウントでご自身の興味のある質問内容の投稿をぜひ覗いてみてください!色々なアイディアや経験談があってすごくためになります!
【001】メンバーからの質問
モドコを自分で組み合わせて刺したことが無く、最初の一歩が踏み出せません。最初は大きいモドコを刺すのか???状態です。おおまかな流れを教えていただければうれしいです。
▶︎この質問には、実践的な経験談を共有くださっているメンバーが多かったです。先に図案を作ってみて、全体のイメージを持ってから刺し始める方、古作こぎんを参考に、どこかで辻褄を合わせることを教えてくださる方もいらっしゃいました。さらには、自分ができることから(図案を書いたり、モドコを覚える等)ステップを踏んで進めていくとコメントされた方もいました。手書きで図案を書かれる方はフリクションペンを使う裏技があるようです!また、古作こぎんからも多くの学びがあるようなので、ぜひ観察する時間を作ってみたいですね!(ブログの最後に青森県立郷土館のPDF資料のリンクを載せていますので、PDFを開ける環境でぜひご覧ください)
【002】メンバーからの質問
大きな作品を作ったことがなく、サークル活動を始める前に、現在部屋を整え中なのですが、大きな作品を作る前の準備として、何か気をつけたり、揃えておくと便利なものがあったら知りたいです。
▶︎机の上を綺麗にするとか、大きな布の端を畳んでクリップで止めたり、なんとラップの芯で皺を回避する方法を教えてくださるメンバーの方もいらっしゃいました!裏技紹介はサークル活動の醍醐味だなと嬉しくなりました。また、家族に動物がいる方はイタズラされないように工夫されているようです。こぎんと動物の話も聞いてみたいですね。ちなみに私は色のついた飲み物を作品の近くに置かないことを徹底しています。
【003】メンバーからの質問
刺したい気持ちの持続方法。仕事と家事の合間なので、ゆっくり時間が取れないと大物を刺そうと言う気持ちが続かないのが最近の悩みです。
▶︎多くのメンバーに共通する内容で、10件を超えるコメントが寄せられました。また、コメントに対する返信も多く見られ、考えや経験を共有する意義がぎっしり詰まっています。5分、10分の隙間時間で布を持つ方や、ものすごく集中する期間と全く刺さない期間がある方、気分が乗らない時は片付けたり、他の趣味に没頭する方など、どちらのコメントも参考になりますし、なんだか自分ごとだなぁという温かさが感じられました。みなさま、日々のあれこれの合間にこぎん刺しをされていて、こぎん愛を共有して素敵なコメントコーナーでした。
全ての質問に於いて、質問者のおかげで多くのメンバーの方が救われているのが印象的でした。これからもメンバーのみなさまの想いの橋を多くのメンバーの間に置いていきたいと考えています!こぎん橋のご提供、引き続きよろしくお願いいたします。
管理人からの質問、「初めて刺したこぎん刺しの模様」については、改めてご紹介します。最後に、私自身は、こぎん刺しの進め方に絶対的なルールは存在しないと考えていますし、絶対的に優れたやり方は存在しないと考えています。さまざまな進め方から自分に合ったやり方と出会えたらいいなと思いますし、自分の手と脳(捉え方や考え方、性格など)が心地よさを感じ、楽しい!と思う方法が正解だと思いますので、技術面でも精神面でも答えを持っているのは自分だとご自身を最大限に信頼して、メンバーのみなさまの経験談やアドバイスを受け止めていただけたらと思っています。自分自身で能動的に創意工夫することで、びっくりするような気付きがあると思いますので、その発見を宝探しのように楽しんでいきましょう!また、現在コメントを受けとる側として参加されている場合も、今後経験が積み重なっていくことで、コメントを受け取る側に加え、コメントを発信する側にもなられると思いますので、ぜひ時間が経ちました時に、改めて昔の質問を振り返り、コメントできそう!と思ったらいつでもコメントを残してください。私たちのサークルでは、全てのコメントは尊重されています。
ブログの画像が全て同じですが、近々修正予定(記事のタイトルを記載予定)です。適宜修正して参りますのでご理解の程よろしくお願いいたします。
◆ご協力のお願い
・制作進捗状況やこぎん刺しを始めたばかりの頃に制作した作品の写真をメンバーと共有できる方は、いつでもemail(下のサークル参加方法の解説内にアドレスを載せています)またはサークル用のInstagramアカウントメッセージで写真を送っていただけると有り難いです。
◆参考資料
青森県立郷土館の1976『刺しこぎんと菱刺し』PDFページ▶︎PDFページはこちら
パソコン等PDFを読み取れる環境でご確認ください。資料の写真もそうですが、中身の文章もとても参考になると思います。
◆サークル参加方法
・Instagramアカウントお持ちの方:@koginsurukai2025
サークル用アカウントをフォロー▶︎アカウントはこちら
※安全と安心を守るため非公開になっています。不審な言動を確認した場合即ブロックします。
・Instagramアカウントお持ちでない方/Instagramを通さず参加する方:
①お名前(苗字または下の名前)、②好きなモドコ、③チャレンジしたいこと、④質問や相談(無ければ省略可)を下記メールまでお送り下さい。
さとの坊メールアドレス:satonobou0515@gmail.com
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◆参考資料(PDF資料)
青森県立郷土館の1976『刺しこぎんと菱刺し』のPDFページ→PDFページはこちら
パソコン等、PDFを読み取れる環境でご確認ください。写真も文章もとても参考になると思います。
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